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2013年4月12日 (金)

朋あり遠方より来たる、また楽しからずや

  先日、ひょっこり、とても懐かしい・・・方が、お見えになりました。

 

 3・11の時、燃料不足で本当に大変だった時に、4トンのタンクローリーに灯油と軽油を積んで駆けつけてくれた…兵庫県明石市の坂本さんです。

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 2011年3月19日、朝7時に若林区役所で待ち合わせて、区内の避難所や保育所、福祉施設など30か所近く、灯油を配ってまわりました。

 上の写真は、当時のもの。

 最後は、東京まで走れる軽油を残して、葛岡の斎場に、全部給油してくれました。ご遺体を焼く、燃料すらなかった頃です。

 20時ごろ、宮城ICで坂本さんを見送りましたが、お礼とお別れを言う時は、発災後、ずっと、緊張し・・・泣くことも忘れていた私ですが、さすがにこの時ばかりは涙声になりました。本当に、ありがたかった…のです。

 坂本さんは、こちらの迷惑にならないように・・・と3食お弁当を持参し、その配慮にも、とても感動しました。自己完結に徹していました。

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その、坂本さんが、「明日から、そちらに行く。時間があったら、会いたい」という電話をくれ、会いに来てくれたのです。

仙台空港から、レンタカーを借りて、私の家まで訪ねてくれました。

一緒に、沿岸部をぐるっと、まわりました。

 写真は、2013年4月9日、荒浜です。上の写真は、私と。

 下は、ちょうど、作業中だった荒浜再生を願う会の喜田さんと一緒です。

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 道路の復旧作業をしていた重機の燃料がなくて、動かせない・・・そんな建設部からの依頼で、東高校の前の道路や三本塚の現場で、直接、重機に給油しました。そうしたことを知っている当時、若林区役所にいた職員は、ほとんど異動でいなくなりました。

 住民本位の復興が進んでいないなか、あの、修羅場を一緒に体験した職員が現場にいなくなってしまうことは、とても残念です。

 あの痛みに似た喪失感と悲しみは…なかなか、居合わせないと共有できない…ようです。

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 坂本さんは、この日、岩手県の行ける所まで行く・・・ということで、今回は、2年前に待ち合わせた、若林区役所で、お別れしました。

 七郷堀の桜が、ようやくちょっとだけ、咲いていました。なんだか、やっぱり、泣けてきました。

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